はぴねす街道

あれはユートピアかもしれない。

2018.11.16 ただの今日の出来事。

 

仕事を終えて家に帰り、恋人が飲み会前に少しだけ会いに来てくれた。いつものようにくだらないことで笑って楽しくて、飲み会に送り出してから時計を見ると20時ぴったり。

 

あ、20時ぴったりだ。と思いつつテレビをつけて録画していたザ!鉄腕!DASH!!をみる。

このテレビを通して幾度も生き物や自然の尊さを学んできた。素朴を愛そうという気持ちになる。

 

そんなことを思いながら21時過ぎた所で、買っておいた鳥のササミを湯煎して卵を焼いてマヨネーズをつけて食べた。「いつもはもっとちゃんと料理をするんだよ、今日だけ」と、呟いていた。誰になんの言い訳をしているのか。

ぱくぱくと食事を済ませる。

 

ふと、iphoneで時計をみると22時。

お腹も心も満たされていて、気分が良かったため、ふらふらとお散歩にでることにした。

 

玄関をでて、すぐに気づいた。

あぁ、もうトレーナー1枚じゃ外での夜を過ごせないのか。と、

 

あわてて部屋に戻りトレーナーの上にMA-1を羽織る。

スニーカーを履き、再び外に出るとMA-1のおかげでぽかぽかとしていた。


夜に散歩をしているといつも思うことがある。

朝よりも昼よりも各家から生活の音が聞こえる。

テレビを見て笑っている声、料理をする音と美味しそうなカレーの匂い、おじさんのくしゃみの声、

みんな、生活をしているのだな。と思った。


一通り歩いたあと、コンビニで梅酒を買って飲みながら部屋に戻った。

梅酒はおいしい。あまくてほろ酔い気分にさせてくれる。すきだ。


毛布にくるまって携帯をいじっていると、飲み会を終えた恋人から電話があった。

出るとふわふわした声でガォーと言っている。

もしかして、彼はライオンにでもなったのだろうか?

わたしは恋人のこういう子供っぽいところが本当にだいすきだ。

重要なのはこの行動をあざとい男がすきな私のためにわざとやっているところだ。

しっかりと相手のニーズをとらえて行動する。恋人は完璧な営業マンだ。


そんなこんなで可愛いなぁと思っていたらお家に着いたようでおやすみをした。


電話を切り、急に本が読みたくなって、"筋トレが最強のソリューションである"という本を読み始めた。この本を読んでいるといつも思う、あぁ、筋トレをしなくては。と。

わたしは本を置いて腹筋をはじめた。

50回頑張ったところで息を切らした。

まだ健全な24歳だというのに情けない。

明日から少しずつ頑張ろうと誓った。

 


そうしているうちに時刻は深夜の2時半をまわっていた。


もう、眠りにつこう。

今日も幸せだったなぁと思いながら眠りにつける。

明日は何をしようかなぁ。